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資産に対するこれからの考え方その2『理論編』company

今後の資産・財産対策を考える際に、自分自身の人生における過去の『棚卸し』をしてみましょう。
今までの経験や知識の見直し、今現在の自分の能力、自分と家族が今後どう生きるか、などなど根本的な問いかけを、 自分自身にしてみるのです。
そうして出てきた答えを、庭田総合事務所にお伝えください。
当事務所グループが総力をあげて、コンサルティングいたします。
この場合、事前に2時間程度の打ち合わせを3回行います。
※ 庭田理論『3回の法則』

ところで、厚生労働省が2014年1月1日、最新の人口動態統計の結果を発表しました。
それによると、2013年における人口の自然減は、24万4000人と過去最高を記録しました。 人口が自然減となるのは7年連続のことであり、今後もこの傾向が続くことになるそうです。
日本の人口は2005年に初めて自然減に転じています。
その後しばらく、自然減は数万人のレベルにとどまっていましたが、人口減少が急激に進んだのは2010年からで、 2011年には自然減が20万人を突破しました。
2012年には22万人減、2013年には24万人減となってしまいました。今後も人口減少のペースが拡大すると予想されております。
つまり、日本が人口減少の影響を受けるのは、これからが本番ということになります。
これがどういう意味を持つかと言うと、人口とGDP(国内総生産)には強い相関性があるのです。
総人口が減少に転じ、その減少スピードが近年、急激に拡大していれば、そろそろ人口減少の影響が、 経済全般に波及してきてもおかしくありません。
つまり、経済のパイが加速度的に縮小する危険性があるのです。
※ 庭田理論『縮小する日本経済』

また昨今、『二極化』が進んでいるとか、『格差社会』の到来と世間でよく言われておりますね。 これまで溜まってきた社会のツケが、弱者にどんどん回ってきて、これからも格差は広がり続けます。
国税庁が以前まとめた、2006年の民間給与実態統計調査によると、通年で勤務した給与所得者のうち、 年収が200万円以下の人は前年から4.2ポイント増え、年収1000万円以上の人も同4.4ポイント増えたそうです。
ただし、年収200万円以下の人数は1022万7000人、年収1000万円以上は224万20000人と、 数の上では極端にアンバランスな二極化であります。
さらに、『盛者必衰』と申します。
今後、数十年の世界では、何が起こってもおかしくはありません。
つまり、このような社会では、『勝者』もいつ『敗者』になるかわからないのです。
※ 庭田理論『格差社会』

さて、以上のような事実を踏まえて、財産対策を考えましょう。
将来のことは、どのように考えようと、ご本人の自由ではありますが、私はダウンサイジング(規模の縮小)計画をお勧めします。
今までは、いかに収入を増やすか、いかに儲けるか、いかに貯金をふやしていくか、などと前向きに、上向きに考えていたと思います。
会社で言えば、何年目に売上○○円達成とか、従業員を何名にするとかです。
別に悪いことではないのですが、そればかりでは疲れますし、今後は大変だと思います。
日本全体の経済規模が小さくなっていく今後の世の中で、みんなが小さいパイの奪い合いをする必要はないと思います。
コストのかからない、あまりお金を使わない生活を目指した方が良いと思います。
特別に儲けられなくても、好きなことが出来て普通に生活していけるように、高コストな生活を止め、生活を少し低いレベルにして、 ずっと長くやっていけるようにすれば良いと思います。
気を楽にして悠々と生きていくために、ダウンサイジング計画を実行しましょう。
親からもらった財産だとか、先祖代々の財産だとかにこだわらず、資産の入れ替えをしてみる必要もあると思います。
将来起こりうる可能性を想定して、心して資産対策を進めましょう。
※ 庭田理論『ダウンサイジング法則』

ここで改めて政治経済の今後を少し考えてみます。
日本の財政は相当厳しいですし、年金も実質破たんしているのは周知の事実と思います。
これらを考えると、先行きは相当に不透明です。
このような経済状況を回避するために、時の政権は多様な経済政策を発表します。
ところが、純粋に経済的な面からのみ意思決定をすることは難しく、政権が直面している状況により『政治的』にならざるを得ません。
そのために、こうした政策は、いつかは行き詰まりを起こします。
ですから、国の施策や打ち出す制度に丸乗りせず、十分に研究をした上で利用するように心がけなければいけません。
国の施策は、国にとって都合の良い企業や個人を作るための施策と言うこともできると思います。
また、これらを一緒になって宣伝し、商売として自分たちの利益を考える、信託銀行や証券会社などの商品も、 取り入れるなら丸乗りせず、徹底的に研究してからにいたしましょう。
一緒に研究し、考えに考えて、今から十分に準備して、 政治や制度が変わっても、あなたとあなたの家族が、楽しく逞しく生きていけるように工夫いたしましょう。
庭田総合事務所がお手伝いいたします。
※ 庭田理論『悠楽法則』